3年前、薬で脱毛してしまってケア帽子で生活していた頃、お見舞いのお返しを親戚の家に渡しに行ったら、凄くジロジロ見られて、玄関口を塞ぐように立ち、元気そうじゃんと言われた。
あの時、とても悲しかった。
あの頃の自分の写真を見ると、ケア帽子が似合ってないように見えてショックを受けたので、今回の治療でまた脱毛したけど、ケア帽子というものはやめて、厚手のニット帽かウィッグをかぶってる。
けど、やはり脱毛した自分を鏡で見ると悲しいし、いつもではないけど、たまに、あのオバサンの態度を思い出して、とてもモヤモヤした気持ちになる。
これ書いていて思ったんだけど、あの時は私が悪いな。お返し渡してさっさと立ち去ればよかった。